N日記:2026年7月6日(月)

先週の相場振り返り

先週は、米雇用統計を中心に、米景気の底堅さが改めて意識された1週間でした。

特に注目された5月雇用統計では、非農業部門雇用者数が市場予想を上回る伸びとなり、失業率も大きく悪化することなく推移しました。これにより、米経済がすぐに失速するとの見方は後退し、FRBが急いで利下げに動く必要性は高くないという受け止め方が広がった印象です。

一方で、雇用が底堅いということは、賃金や個人消費を通じてインフレ圧力が残りやすいという見方にもつながります。そのため、相場全体としては「景気はまだ強いが、インフレも簡単には落ち着かない」というやや難しい環境が続いた週だったと思います。

ゴールドに関しては、米金利やドルの動きに振られやすい展開が続きました。雇用統計の結果を受けて利下げ期待が後退する場面では上値が重くなりやすく、一方で地政学リスクやインフレ警戒が意識される場面では下値も支えられやすい流れでした。

全体としては、明確な一方向のトレンドというよりも、重要指標を前にポジション調整が入りやすく、短期的には上下に振れやすい地合いだったと感じます。

今週の注目指標(6月7日〜)

6月10日 米国 消費者物価指数(CPI)
6月11日 米国 生産者物価指数(PPI)
6月11日 米国 新規失業保険申請件数

免責事項

※本記事は、相場環境や経済指標に関する一般的な情報提供および筆者個人の見解・運用記録を目的としたものであり、特定の金融商品や投資手法の売買を推奨・助言するものではありません。

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