先週の相場振り返り
先週(10月12日〜)は、10月28日のFOMCを前に、米国の物価指標に注目が集まった1週間でした。
14日(水)の9月CPIは、総合・コアともに予想を上回りました。ガソリン価格の上昇がおもな要因です。これを受けて「10月にも追加利上げがあるのでは」という見方が一気に強まりました。米株は大きく下げ、ドルは約1年半ぶりの高値をつけています。ゴールドも一時4,100ドルを割り込みました。
翌15日(木)に出た小売売上高とPPIも強い結果でしたが、市場の反応はそれほど大きくありませんでした。小売売上高の伸びはエネルギー価格の上昇による部分が大きいと受け止められたためです。むしろ、AI関連企業の債務への不安から米国債が買われ、10年債利回りは約3週間ぶりの低い水準まで下がりました。ドルも高値から下げ、ゴールドは前日の下げをほぼ取り戻しています。
週の後半には、ウォーシュFRB議長がIMF会合での発言で、10月の利上げをはっきりとは示しませんでした。そのため目先の利上げ観測はやや落ち着いた形です。
「インフレの強さ」と「金利低下による巻き戻し」が交互に来た、値動きの大きい週だったと感じます。
今週の注目指標(10月19日〜)
10月19日 米国 NAHB住宅市場指数(10月)
10月20日 米国 住宅着工件数・建設許可件数(9月)
10月21日 英国 消費者物価指数(9月)
10月22日 米国 新規失業保険申請件数
10月23日 日本 全国消費者物価指数(9月)
10月23日 米国 ミシガン大学消費者信頼感指数・確報値(10月)
免責事項
※本記事は、相場環境や経済指標に関する一般的な情報提供および筆者個人の見解・運用記録を目的としたものであり、特定の金融商品や投資手法の売買を推奨・助言するものではありません。
投資には価格変動等のリスクが伴い、最終的な投資判断およびその結果については、すべてご自身の責任(自己責任)にて行ってください。
また、本ブログは日本国内居住者に対する投資助言・勧誘・幇助を目的としたものではなく、海外在住の日本人向け情報発信として運営しています。


