N日記:2026年6月29日(月)

先週の相場振り返り

先週(6月22日〜)は、米PCEデフレーターを中心に、インフレの根強さと米景気の底堅さが改めて意識された1週間でした。

特に注目された5月PCEは、前年比で4%台に乗せる内容となり、FRBの目標である2%にはまだ距離があることが確認されました。エネルギー価格や中東情勢の影響もあり、インフレが簡単には落ち着かないという見方が相場全体に残った印象です。

一方で、個人消費や耐久財関連の内容からは、米経済が急速に崩れているわけではないことも意識されました。物価高の負担は続いているものの、消費や企業活動が大きく失速しているとは言い切れず、「景気はまだ底堅いが、インフレも強い」という受け止め方になりやすい週だったと思います。

そのため、先週は米金利やドルの動きに相場が振られやすく、ゴールドも方向感が出にくい場面が目立ちました。インフレ指標を受けて利上げ警戒が残る一方、指標発表後には一時的にドルや金利が調整する場面もあり、短期的には上下に振れやすい地合いだったと感じます。

今週の注目指標(6月29日〜)

7月1日 米国 ADP雇用統計
7月1日 米国 ISM製造業景況指数
7月2日 米国 新規失業保険申請件数
7月2日 米国 雇用統計(非農業部門雇用者数・失業率・平均時給)

今週は、週後半の米雇用統計が最も大きな注目材料になりそうです。

免責事項

※本記事は、相場環境や経済指標に関する一般的な情報提供および筆者個人の見解・運用記録を目的としたものであり、特定の金融商品や投資手法の売買を推奨・助言するものではありません。

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