EAトレーダーのNです。
今回は、FX自動売買をやっている人なら誰もが一度は考えるテーマ
「破綻しないEAって本当にあるのか?」について、正直ベースで語っていこうと思います。
私の開発したEAの1つにゴールド系スキャルのナンピン・マーチンEA、ザイゴンがあります。
ザイゴンは、ナンピンマーチン系で利率は良いものの、破綻しないんですか?とよく質問をいただきます。
結論から言うと、どのナンピンマーチン系でも破綻せずに利益を積み上げる道はあるんです。
破綻の定義=証拠金ゼロ。でも原因はロジックだけじゃない
まず、「EAが破綻する」とは、シンプルに言えば資金が飛ぶ=口座残高ゼロの状態。
原因はよくある通り、
- ナンピンやマーチンで耐えきれなくなる
- 想定以上のトレンドやフラッシュクラッシュに飲まれる
- 経済指標を無視してポジション持ち続ける
- 必要証拠金に対して入金が少なすぎる
などが定番です。
でもここで大事なのは、破綻するのはEAのせいだけじゃないということ。
多くの場合、「リスク管理が雑な人が、EAを破綻させてる」んですよね。
ナンピン・マーチン系=即アウト?じゃない
実際、私が使ってるゴールド系EAは、短期足スキャル+ナンピン・マーチンの組み合わせです。
「危ないロジック」って言われがちですが、
- EAのエントリールールがしっかりしている
- 大きな指標がある日は終日停止する
- ドローダウン耐性が高いように資金をある程度厚く積む
このあたりを守るだけで、かなり安定し、長期的にみてもプラス収束することが多いです。
DaypitaEAも実はナンピン・マーチン。でも方向性が違う
EURUSD用のDaypitaEAも、実はナンピン・マーチン搭載です。
ただし、こっちは「スキャル型の薄利回収」ではなく、
トレンドに乗って“伸ばしながら回収していく”タイプ。
要するに、
- 浅い利確で終わることもあるけど
- 流れに乗れたときは大きく取れる
- 複数ポジションで平均値を調整しながら利益確保
という、攻めすぎず・守りすぎずの絶妙なバランス感が特徴。
一撃で飛ぶようなマーチンではなく、“分割戦術”としてのナンピンなので、うまくハマれば破綻リスクはかなり下げられます。
結論:「破綻しないEA」は存在しない。でも「破綻させない運用」はできる。
✔ どんなEAにも“限界ライン”はある
✔ ナンピン・マーチンを使っていても、資金管理と停止判断でリスクは抑えられる
✔ 結局、EAが破綻するかどうかは「使い方次第」
つまり、「破綻しないEA」を探すのではなく、破綻させない運用ルールを作ることの方がずっと重要なんです。
最後に:EA運用は「投資」か「賭け」か、決めるのは自分
EAはしっかり理解して向き合えば、再現性ある資産形成のツールになります。
ナンピン系EAでも、破綻しない運用は可能。
その分、責任も知識も必要だけど、やる価値はある。
そんな考えに共感してくれる人がいたら、ぜひまたブログ見にきてください。